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トラブルは突然やってきた!
長年バイクに乗っていれば、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
私の場合、車でのトラブルは『皆無!』と言ってよいほど問題が起きないのですが
これがバイクになると何故かそうもいかないのです。
そこで今回は、私がツーリング中に遭遇したトラブル について紹介します!
(私自身はもちろんですが、一緒に走っていた人に起きたトラブルも含みます)
また、その時にどのような対処をしたかも併せて書きますので
今後のトラブル時の参考にしていただければ幸いです。
パンク
過去に2回経験があり、いずれも走行中にタイヤに違和感を感じる。
2回とも後輪に金属片が刺さっていましたが、幸いにも少し空気が抜けていただけだったので
そのまま行きつけのバイクショップへ持ち込み修理してもらう。
気になる費用ですが、1回目が約2,000円(簡易修理)
2回目が約6,500円(完全修理)だったと思います。
2回目のパンク以降は乗車後にタイヤに異物が刺さっていないか
毎回確認するようになりました。

バッテリー上がり
ツーリング中にいきなりエンジンがかからなくなったことがあります。
これは何回か経験があり、その都度対処法も違いました。
バッテリー上がり時に行った対処法として…
●押しがけをする(キャブ車)
●ショップやガソリンスタンドで充電してもらう
●ブースターケーブルやジャンプスターターの使用
押しがけやケーブルを使ったエンジン始動は、あくまでも応急処置です。
できるだけ早く専門店でみてもらい、必要に応じて交換・充電を行いましょう。

各部位の損傷
立ちゴケや転倒により車体にダメージを受ける場合があります。
私が今まで見た損傷箇所は…
●ブレーキレバー、クラッチレバーが折れる
●ブレーキぺダル、シフトペダルが曲がる
●ミラーが割れる、折れる
●ウインカーが割れる
上記のような損傷をした場合、そのままでは走れません。
もちろん安全上の理由が第一ですが、場合によっては道交法に抵触する事も考えられます。
立ちゴケ程度の損傷なら車体へのダメージも少なく
ガムテープ・針金・結束バンド
があれば応急処置で対処できる場合もありますので
いざという時の為、常備しておくことを強くオススメします。

また、転倒が発生しやすい状況を把握しておき回避に努めましょう。
●発進、停車時
スピードが出ていないとバイクはとても不安定です。スピードに乗るまで、または完全に停車するまで気を抜かずにいましょう。
●シフトチェンジ時
1速→2速へシフトチェンジする時、誤ってニュートラルへ入る事がたまにあります。気持ちと身体は前に行こうとしてるのに、実際は空ぶかし状態に。このギャップでバランスを崩すことがあります。
●Uターン時
一番転倒リスクが高いのではないでしょうか? 焦らず、落ち着いて、ゆっくりと行いましょう。どうしてもできない場合は、バイクを降り押して方向転換する勇気も必要です。
●砂利道(ダート)走行時
オフロード車に乗っている人は大好きな道かもしれませんが、ほとんどの人は苦手です。ガタガタするし、小石は飛ぶし、バランスは取りにくいし…。
砂利道を走るコツとしては…
①バイクを倒さない(出来るだけ垂直に)
②ニーグリップをしっかりする
③前車との距離を多めにとる
④スピードは控え、急加速、急ブレーキを避ける です。
更に 雨の日 はスリップにも気を付けましょう!
●道路上の白線や黄線
●マンホール
●工事中の鉄板
●水たまり などが滑ります。
特に雨の降り初めには…
路面に油分やホコリ、泥などが浮いてきてとても滑りやすい
ので注意が必要です。

ヘッドライト切れ(LED)
ツーリング中、前を走るメンバーから『ライト暗くない?』って指摘を受ける。
コンビニに寄って確認すると、確かに暗い。
まったく点いてないわけではないが、明らかに光量不足。
この場合、ロービーム側のバルブは切れているが
ハイビーム側は普通に点灯している事がほとんどなので
下記の方法で対処できます。
●ライトをハイビームにする
●ライトが上方向を照らさないようにガムテープなどを貼る
(これは対向車が眩しくないようにする為の処置)
帰宅後、すぐにバルブを注文して交換しました。

気付かなかった要因としては…
●夜間はほとんど乗らない
●マスツーはいつも後ろの方を走っていて、トンネル内でも暗いという感覚がなかった
●LEDがそんなに早く切れるとは思いもしなかった
ガス欠
ガス欠は運転手の恥!とも言われますが、知人が一度やらかしました。
ガソリンを満タンにせず出発したのですが、途中で道を間違えてしまい結果ガス欠に。
不幸中の幸いか、ガス欠地点から1kmほどの場所にガソリンスタンドがあったので
何とか給油できました。(重たいバイクを20分近くも押してました)
もしこれが『山中で起こってたら…』と思うとゾッとします。

集合時にはガソリン満タン!
半分無くなったら早めに給油!
を実感させられました。
最後に…
実際にあったトラブルをいくつか紹介しましたが
上記以外にもたくさんトラブルは存在します。
オーバーヒートした、クラッチワイヤーが切れたなど
人から聞いたものを挙げればきりがありません。
でも一つはっきり言えるのは
トラブルは予告なく発生します!
前兆があれば防げるかもしれませんが、トラブルのほとんどは突然やってきます!
そんなトラブルも運行前点検や乗車後の点検を行うことで、遭遇率がぐっと下がります。
自分での点検が不安な人は、バイクショップや用品店が行っている
無料点検などを利用する方法もありますよ。
何もしていないとトラブルに遭遇する確率は高まりますので
大事な愛車の為にも時間を作って点検するようにしましょう。
また、いざという時のためにロードサービスには必ず加入しておきましょう。

