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寒かった冬も終わり、もうすぐお花見の季節がやって来ます!
待ちに待った 春 ですね!
冬はバイクに乗らず、冬眠させていたあなた!?
そろそろバイクに乗る準備をしてみてはどうでしょう?
今回は、しばらく乗っていなかったバイクを動かす時
やっておきたい メンテナンス や チェック項目 についてです。

目次
冬眠明けメンテナンス&チェック項目
①バッテリー
しばらく乗っていないと『バッテリー上がり』でエンジンが掛からない事があります。対処法としてはジャンプスターターやブースターケーブルを使って始動するか、バイクショップなどで充電してもらう(有料)方法があります。また、冬眠前にバッテリーを外していた場合も自然放電している事があるので、充電を行ってから取り付けましょう。取り付けはプラス端子(赤)から行います。

急速充電ではなく、普通充電がオススメ!

②スイッチ類
バッテリーに問題が無ければ、次はスイッチ類の確認です。
・ヘッドライト(LOW/HIGH)
・パッシング
・ウインカー(ハザード)
・ホーン
・ブレーキランプ(前/後)
・メーター(各ランプ類)
・ETC、シガーソケット、USB差込口 などをチェック

③タイヤ空気圧
乗っていなくても空気は自然に抜けていきます。数ヶ月間も乗らない期間があれば間違いなく低下しているで、スタンドやバイクショップで空気圧を調整してもらいましょう。ずっと地面に接地していたタイヤの部分も確認しておきましょう。

④エンジンオイル
エンジンオイルは劣化します。結露(水分混入)や酸化が主な原因で、これはバイクに乗っていなくてもエンジン内部で発生しています。エンジンを長持ちさせたいのであれば、冬眠明けにエンジンオイルを交換しましょう。冬眠前にも交換しておく方が良いと言われていますが、そこはお財布と相談で!

⑤ブレーキ&クラッチ
『ブレーキは前後とも正常に作動しているか?』『クラッチは問題なく切れているか?』を確認しましょう。同時に『異音がしていないか?』もチェックです。

⑥チェーン
張りすぎ、たるみすぎが無いかをチェック。車種により異なりますが、チェーンのあそびは2~3cmが正常範囲です。

⑦キャブレター車の場合
冬眠前にキャブレター内のガソリンを抜いた場合は、元に戻します
①キャブレターのドレンコックをしっかり閉める
②ガソリンコックをONにする
※これでキャブレター内にガソリンが入ります。

⑧全体チェック
・劣化によるオイルの漏れやにじみが無いか?
・外れているパーツ、ネジのゆるみは無いか?
・車体に目立った汚れは無いか?
などを目視にてチェックしておきましょう。

⑨洗車
冬眠中の保管状態にもよりますが、数ヶ月も放置していた場合はホコリをかぶっている事が多いです。そのまま乗り始めて、ホコリの跡が残ったりしないようにキレイに洗車してあげましょう。洗車することにより隅々に目が行くので、上記の『⑧全体チェック』が同時に出来ますよ。

⑩その他
初心者やバイクに詳しくない人は、自分で出来るメンテナンスにも限度があります。冬眠明けで不安があれば、バイクに詳しい人やお店で見てもらいましょう。ショップや用品店が行っている『無料点検』を利用するのも良いですね。

ツーリングに行く前に!
さあ、ここまで済んだらあとはツーリングに行くだけですね!
でも、いきなり遠出のツーリングは チョット待って!
長期間乗っていなかった為、目では見えないトラブルが隠れているかもしれません。
冬眠明けは状態チェックも兼ねて、一度近場を走ってみましょう!
近くにバイクショップや用品店があれば、そこへ行くのも1つの方法です。
もし何か不具合が見つかったらそのまま・・・なんて事も(笑)
あと、大事なことがもう1つ!
久しぶりにバイクに乗るので 運転は慎重に!
特に初心者や乗り始めたばかりの人は
感覚を取り戻すのに時間がかかりますよ!

最後に…
家は人が住んでいないと劣化が早まると言われていますが
バイクも同じで、乗っていないとどんどん劣化していきます。
バイクに乗る=メンテナンス と考えても良いですね!

もう間もなくバイクシーズンに突入します!
コロナウイルスの影響で、思うように走れないかもしれませんが
三密を避け、感染拡大に気を付けながら
ツーリングを楽しみましょう!