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『バイクの立ちゴケ』が発生しやすい状況とその予防・対処方法!

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バイクに乗っていれば誰にでも起こりうる立ちゴケ!

フルバンク停車とも呼ばれたりしています(笑)

 

『立ちゴケ』とは…

Uターン取り回し中などの

低速走行中に転倒することを言います。

 

主に初心者に多いこの立ちゴケですが

ベテランライダーでも、ちょっとした油断で発生することがあります。

 

出来れば関わりたくないそんな立ちゴケ

●発生する状況
●予防方法
●転倒後の対処

について見ていきましょう!

 

立ちゴケが発生する状況

まずは立ちゴケが発生しやすい場面を見てみましょう。

以下の状況で発生することが多いようです。

①発進直後・停車直前
②Uターン時
③取り回し中
④不意のエンスト時
⑤停車・降車時
⑥足付きが悪いバイクに乗車している

 

①発進直後・停車直前
発進直後や停車直前の低速走行時は安定感に欠け、ふらつきやすくなります。ふらつきが大きくなとバランスを取るのも大変になり立ちゴケのリスクが高まります。

 

②Uターン時
道を間違えたり、行き過ぎた場合は引き返さなければなりません。その場合、最短時間での解決策がUターンです。このUターンも低速走行で行なうことが多い為、ふらつきが発生し転倒しやすくなります。出来ればスマートに行ないたいものですが、苦手な方は多いみたいです。

 

③取り回し中
バイクの向きを変えたり、駐輪場から出している時も倒れることがありますよ。バイクを押している時も油断は禁物です。

 

④不意のエンスト時
発進時に最も起こる現象です。気持ちと身体は前に行こうとしているのに、急にストップさせられる状態になりバランスを崩してしまいます。

 

⑤停車・降車時
バイクを停める時、降りる時にも立ちゴケは発生します。
例えば…
●停車時に足を付いたら砂利があり滑ってしまった
●降車時、スタンドを出していなかった(全部出ていなかった)
●坂道に停めた為、降車後にバイクが動き出し倒れた など…

 

⑥足付きが悪いバイクに乗車している
身長が低い人やシートが高いバイクに乗っていると、どうしても足付きが悪くなります。足がしっかり付かないと、ちょっと傾いただけでも支えるのが難しくなり、倒れるリスクが高まります。

 

立ちゴケを予防する

立ちゴケを100%回避することは無理かもしれませんが

しっかり意識して注意する事により、ある程度の回避は可能です。

 

まず大切なのが初心者でもベテランでも

絶対に油断、過信しない事です。

 

立ちゴケが発生しない道路・場所は存在しません。

 

 

 予防方法として… 

Uターンは出来る限り平らで広い場所で行ないましょう。
坂道の途中、砂利道、道幅の狭い道路でのUターンは立ちゴケしやすくなります。
どうしてもUターンが出来ない場合、バイクを降りて押す決断も必要です。

ジジ
ジジ
坂道、砂利道でのUターンは絶対止めましょう。
私も初めて立ちゴケしたのが坂道でした…。

 

低速走行時はニーグリップをしっかりと行ないバランスを取りましょう。
そして、いつでも足を付ける『心と体の準備』をしておきます。
『やばい!』と思った時にはもう間に合いません。

 

停車時は足を付く場所が『滑るかもしれない!』と思っておきましょう。

 

駐車時スタンドを確実に出して『路面状態の確認』をしておきます。 (柔らかい路面や夏場の焼けたアスファルトではスタンドがめり込む事があります)
また、やむを得ず坂道に駐車する時は『ローギア』に入れておくのを忘れずに!

 

長時間の運転時や疲労時は特に注意しましょう。
注意力が散漫になり、集中力も無くなります。こまめに休憩を取り、適度な緊張感を持って運転しましょう。また、寝不足や二日酔いでの運転は絶対に止めましょう。

ジジ
ジジ
疲労時は足の踏ん張りが効かなくなりますよ…

 

積載量が多い時
キャンプツーリングや宿泊ツーリングでは荷物が多くなります。バイクは後部座席に積載する為、通常時とは重心が変わり不安定になります。(後部が重いとハンドルがブレやすくなります)Uターンや低速走行時はいつも以上に気を付けましょう。パニアケース(サイドボックス)を使用している場合、左右の重量差にも注意です。

 

『急』が付く運転はしない
急激にフロントブレーキをかけたり、急にクラッチをつないだり『急』が付く運転は控えましょう。バランスを崩す原因になり立ちゴケリスクが高まります。

 

もし立ちゴケをしてしまったら

立ちゴケをした時は『やっちまった感』や『恥ずかしさ』で気が動転します。

焦らず落ち着いて、次の行動に移りましょう。

 

まずは…

エンジンを切ります!

周りの状況を確認し二次被害を防ぐ処置をします。見通しの悪いカーブなどで転倒した場合、後続車に追突される恐れもあります。

自分の状態(ケガ)を確認し、問題なければ車体を引き起こし安全な場所へ移動させます。もしケガが大きく自分で動けない場合、周りの人に助けを求めましょう。(バイクの下敷きになった場合は骨折する事もあります)また、車体の引き起こしが1人で出来ない場合も周りの人に助けてもらいましょう。

バイクの破損状態を確認します。立ちゴケ時にはミラー、左右レバー、左右ペダル、ウインカー、カウルを破損する事がよくあります。

破損があればガムテープ・針金・結束バンドなどを使って応急処置をします。走行に支障をきたすほどの大きな破損はロードサービス(JAFや任意保険に付帯しているもの)を利用する必要もあります。

転倒後はすぐにエンジンが掛からない事があります。その場合、少し時間を置くキルスイッチをOFF→ONにして様子をみましょう。自走出来る出来ないに関わらず、破損が大きい場合はバイクショップへ行き状態を確認してもらいましょう。

ジジ
ジジ
『ライダー』として、『人』として立ちゴケの場面に遭遇したら
必ず助けに行ってあげましょうね!

 

立ちゴケからバイクを守る

いくら気を付けていても、いくら運転が上手でも

立ちゴケは何の予告も無く突然やって来ます!

立ちゴケをすれば当然バイクは傷つきますし、ミラーやレバーが損傷する事もあります。

そんな立ちゴケから少しでも被害を少なくするために、対策をしておく事も大切ですね。

対策①(事前対策)
転倒時の損傷を軽減する為に、各種ガードやスライダーを取り付けておきます。

 
 
 
 
 
 
 
対策②(処置対策)
予備レバーや応急処置用品(ガムテープや針金など)の携帯できるものは、シート下や収納スペース(タンクバッグなど)に入れておきます。
 
 
 

最後に…

長いバイクライフの中で、おそらく一度は経験するであろう『立ちゴケ!』

 

もし立ちゴケをしてしまっても

焦らず、慌てず、落ち着いて行動しましょう!

やってしまったものはしょうがない!

 

また、コケた後に後悔しない様

事前対策はしっかりとしておきましょう!