有料道路を 快適に利用 するための装備と言えば、やはり ETC でしょう!
現金決済だとグローブを外したり、財布を出したりと色々大変で
焦る気持ちからお金を落としたり、立ちゴケしそうになったりと
何かと ストレス が溜まります!
「こんな時にETCがあればなぁ・・・」という悩みにサヨナラするためにも
思い切ってETCを付けてみませんか?
そこで、実際にETCを取り付けるにはどのようにすれば良いのか
また、どんなメリットやデメリットがあるのかを見ていきましょう!
ETCとは…
ETCは2001年からスタートした有料道路を利用する際に料金所で停止することなく通過できる
ノンストップ料金自動収受システム です。
正式名称のElectronic Toll Collection Systemの頭文字をとり ETC と呼ばれています。
このETCの登場により、料金所での煩わしさやバイクならではの不安から開放されました。
ETCを利用するには 車載器(本体)と ETCカード が必要になり
車載器はバイクショップや用品店で購入でき
ETCカードはクレジット会社で作ることが出来ます。
車載器が取り付けてある車両であれば、所有するETCカードで車両を問わず利用できるので、ETCカードは1枚だけ持っていればOKなんです!(レンタカーなど)
また、2016年にはETCがバージョンアップした ETC2.0 が登場しました。
メリット&デメリット
では、ETCのメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット
・料金所がスムーズに通過できる
・現金決済より安く利用できる
・休日割引などの割引制度がある(適用要件あり)
・スマートICを利用できる(営業時間あり)
設置されているETC専用インターチェンジです
デメリット
・初期費用がかかる
・取り付け、セットアップ、ETCカード発行などの手間がかかる
頻繁に有料道路を利用するのであれば、すぐに元が取れますよ!
例えば、熊本ICから岡山IC間をバイクで日曜日に利用した場合の料金は…
現金決済 ⇒ 9,220円
ETC利用 ⇒ 6,240円
差 額 2,980円
車載器の種類
ETC車載器には 一体型 と 分離型 がありますが
バイクにオススメのETCは 分離型 です。
一体型とは本体、アンテナ、インジケーター(表示部)が一体化したタイプ。
分離型とは上記3つがそれぞれ単体のタイプ(アンテナとインジケーターが一緒の場合もあり)

一体型 はハンドル近くなどの車外へ設置する為、盗難やイタズラなどの被害が心配です。また、バイクから離れるときは毎回カードを取り出す必要があります。
分離型 はそれぞれが単体なので、アンテナはハンドル近くへ、本体はシート下などへ設置することが出来るので安心です。
費用
取付費用は車種やショップよって異なります。またバイク用のETCは「防水・防塵仕様」になっていますので、車専用の車載器と比べると高価格になります。
一体型 | 分離型 | |
ETC本体 | 18,000~30,000円 | |
取付工賃 | 5,000~11,000円 | 7,000~21,000円 |
セットアップ料金 | 約3,000円 | |
合 計 | 約26,000~54,000円 |
助成制度
二輪車のETC利用率向上を目的としたキャンペーンが時々行なわれています。
2019年は4月1日(月)~7月31日(水)の間、ETCまたはETC2.0車載器を購入費用から助成金額を割引してくれるキャンペーンが始まります。(終了しました)
助成金額:10,000円/台
助成台数:先着35,000台
このキャンペーンを是非活用しましょう
15,000円割引/先着50,000台限定でした
ETCカード
ETCカードはクレジット会社の発行する ETCカード か
クレジットカードを契約しない ETCパーソナルカード を取得する必要があります。
後者のETCパーソナルカードはデポジット(最低2万円の保証金)と
年会費(1,234円)が必要となりポイントも付きません。
何らかの理由でクレジットカードが作れない
または作りたくない人は ETCパーソナルカード
クレジットカードを作れる人、または既に持っている人は ETCカード がオススメです。
利用までの流れ
①車載器購入
②ETCカード申込み
③取り付け
④セットアップ
⑤利用開始
①車載器購入
車載器はバイクショップや用品店などで購入できます。
②ETCカード申込み
すでにクレジットカードを持っていれば、そのカード会社のWebサイトからETCカードの申し込みができます。ETCカードがお手元に届くまではカード会社により異なりますが、早ければ1週間~10日、長ければ2~3週間かかります。新しくクレジットカードから作る場合は、上記の日数またはそれ以上かかる事があります。
ETCパーソナルカードを作る場合は、デジポット(保証金)の振込み後、2週間程度かかりますので申込みからカードが届くまでは1ヶ月近くかかる事があります。
③取り付け
ETC取り付けは車種にもよりますが、1~2時間は最低でもかかります。(カウルが多いバイクほど時間がかかります)取り付けをする際は必ず予約をしていきましょう。
④セットアップ
セットアップができる登録店でする必要があります。取り付けと同時に行なってくれるところがほとんどですが一応確認をしておきましょう。(2りんかん、ナップス、ライコランドはセットアップ登録店です)
⑤利用開始
セットアップ完了後、ETCカード挿入で利用開始となります。この時、インジケーター(表示部)が正常に作動しているかを必ず確認しておきましょう。
割引制度
ETCカード、ETCパーソナルカードのどちらでも以下の割引きが受けれます。
※2019年2月末現在
各割引には適用条件がありますので、ご確認の上ご利用下さい。
平日朝夕割引にはETCマイレージサービスの事前登録が必要になります。
割引も受けれますよ(要申込)
最後に…
ETCを取り付けるには費用や手間がかかりますが
取り付け後はとても快適に有料道路が利用できます。
頻繁に有料道路を利用するのであれば、是非検討してみて下さい。
ETCを取り付けるのであれば、安く購入ができる
助成制度 や ショップのキャンペーン を利用しましょう!
また、ETCカードを作るには1週間~1ヶ月ほどかかりますので申込みはお早めに!
ETCカードが1枚あれば
車載器が取り付けてある
全ての車両に利用できるので
とっても便利ですよ!