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だんだんと暖かくなってきて、バイクも冬眠から覚める季節になりました。
久しぶりにバイクに乗ろうと思ったら
『エンジンが掛からなかった!』って経験はありませんか?
『どうしてバッテリーは上がるの?』
『どうやったら防げるの?』
など、今回はバッテリーについて色々見ていきましょう!
バッテリーって何?
バッテリーとは…
野球でいう『投手』と『捕手』・・・ではなく(ゴメンナサイ)
バイクや車に搭載された『蓄電池』の事をバッテリーと言います。
ヘッドライトやウインカーを点灯させたり
エンジン始動時の『セルモーター』を回すのにも使われています。
画像出典:Amazon
このバッテリー、電池と同じなので使い続けるといつかは無くなってしまうと
思われがちなのですが、実際は無くなったりしません!
それは何故かと言うと・・・
ほとんどのバイクはオルタネーターという装置で発電を行ない
走行しながらバッテリーを充電しているからなんです。
なので『バイクに乗る=充電』という事になり
バッテリーが無くならないのです!

どうしてバッテリーは上がるの?
では何故バッテリーが上がるのかを見てみましょう。
バイクトラブルの第1位、それがバッテリー上がりです。
バッテリー上がりとは
バッテリーの充電が切れて、電気が無くなってしまう
ことを言います。
先述した通り、走行中は充電されているので
よほどの事が無い限り、バッテリーが上がる(無くなる)事はありません!
が、下記の場合には、バッテリー上がりになる事もあります。
バッテリー上がりになる原因
①長期間乗らないことによる自己放電
乗っていなくても電力は消費されています。(時計など時刻を正常に保つために)
②過度の使用
充電量より使用量の方が多い場合。(大量の電熱グッズなどによる電力の使い過ぎ)
③充電装置の故障
オルタネーターやレギュレーターなど、充電装置の不具合による場合。
④バッテリーの寿命
一般的にバッテリーの寿命は2~3年と言われていますが、グレードによって異なります。

平均的な寿命は2~3年ですが、もちろんそれより短い場合もあります。
下記の症状が現れると、バッテリー上がりや寿命の予兆と言われていますので
気を付けましょう!
バッテリー上がり・寿命の予兆
・セルが元気よく回らない
・ヘッドライトが暗い
・ウインカーの動きが遅い、暗い など。
もしバッテリーが上がったら?
ツーリング中や出先などでバッテリーが上がってしまった場合の対処法は・・・
①キャブ車であれば押し掛けを試す。
②他車からブースターケーブルを繋ぐ。
③ジャンプスターターを使う。
④最寄りのショップやGSで充電してもらう。
⑤任意保険のロードサービスを呼ぶ。
⑥JAFを呼ぶ。(会員の場合は無料)
などがあります。
①~③は正しい手順があるので、緊急時に備えて知っておきましょう。
①押し掛けの方法
②ブースターケーブルの使用方法
③ジャンプスターターの使用方法
バッテリー上がりを防ぐために!
私の周りには、冬の寒い間はバイクに乗らない人が大勢いて
久しぶりに乗ろうと思ったら『エンジンが掛からなかった!』との声をよく聞きます。
やはり2~3ヶ月も放置しておくと、バッテリー上がりは避けられないのでしょう。
そうならない為にも、1~2週間に一度は30分以上の走行を心がけたり
『寒い中走るのは嫌だ!』って人は、バッテリーを外しておく方法もあります。
大切な愛車です。いつまでも大事に乗りたいものですね。
