免許取り立ての初心者から、バイク歴数十年のベテランライダーまで
幅広い層に愛されている250ccバイク!
何故そんなに人気なのか?
今回は私が思う「250ccの魅力」についてまとめてみました。
目次
250ccバイク 10の魅力!
ちなみに私が思う魅力順です
①車検がない
250ccまでのバイクであれば車検はありません。
車検が必要となる251cc以上のバイクを所有していると
2年毎(新車は3年)に車検費用として5~6万円前後が必要になります。
この費用がないというのはかなり大きいですね。
2りんかんの車検
ナップスの車検
②高速道路を走れる
126cc以上であれば高速道路の他に自動車専用道路も走れます。
高速道路に乗れれば、通行止めや二輪通行禁止を除けば
走れない道路はありません。
また、行動範囲もぐっと広がり遠方へのツーリングも可能になります。
もちろん250ccバイクにもETC車載器を搭載できますので
料金所はスムーズに通過出来ますよ。
③車体が軽く取り回しが楽
大型車に比べると車体が軽く、取り回しも楽に行なえます。
足つきも良く、発進時や停車時の不安も解消されますね。
万が一、立ちゴケした時も、車体が軽いので1人で起こせます。
メーカー・クラス別車両重量 | |||
250ccクラス | 750ccクラス | 1000ccクラス | |
HONDA | CB250R 144kg |
CB650R 202kg |
CB1000R 212kg |
YAMAHA | MT-25 166kg |
MT-07 183kg |
MT-10 210kg |
SUZUKI | Vストローム250 189kg |
Vストローム650 215kg |
Vストローム1000 233kg |
KAWASAKI | Z250 164kg |
Z650 187kg |
Z1000 220kg |
※メーカーホームページ掲載の車両重量です。(2019年4月現在)
④燃費が良い
現行の250ccはかなり燃費が良く、30km/ℓ近く走ってくれますし
走り方によっては40km/ℓを越えるバイクもあります。
燃費が良いと給油に気を使う事もないし
ロングツーリングにも安心して行けますね。
そして何よりお財布に優しい!
メーカー別クラス別燃費 | ||||
250ccクラス | 400ccクラス | 750ccクラス | 1000ccクラス | |
HONDA | CB250R ①44.5km/L ②33.7km/L |
CB400SF ①31.0km/L ②21.2km/L |
CB650R ①31.5km/L ②21.3km/L |
CB1000R ①22.5km/L ②16.7km/L |
YAMAHA | MT-25 ①41.3km/L ②27.6km/L |
MT-03 ①37.7km/L ②27.2km/L |
MT-07 ①38.4km/L ②23.9km/L |
MT-10 ①23.4km/L ②14.0km/L |
SUZUKI | Vストローム250 ①39.0km/L ②31.6km/L |
GSR400 ①32.0km/L ②表記なし |
Vストローム650 ①35.5km/L ②24.2km/L |
Vストローム1000 ①32.1km/L ②20.5km/L |
KAWASAKI | Z250 ①37.0Km/L ②27.2km/L |
Z400 ①32.0Km/L ②24.8km/L |
Z650 ①32.1Km/L ②24.0km/L |
Z1000 ①23.0Km/L ②17.5km/L |
※燃費はメーカーホームページ掲載によるもの。(2019年4月現在)
①は定地燃費値。車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率。
②はWMTCモード値。発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値。
⑤カスタムしやすい
車検があるバイクに乗っている人は
「車検が近づくと純正品に戻して、車検が終わるとまたカスタムする」
…という事を繰り返していると思います。
これ、結構手間ですし、面倒くさい…。
車検の無い250ccバイクであれば、ある程度は自由にカスタムができちゃいます!
とは言っても違法改造はやめましょうね!
⑥車種が豊富
各メーカーのラインナップにはスポーツタイプ、ネイキッド、アメリカン、スクーターなど
250ccバイクが豊富にあります。
中古車市場でも1990年代のバイクやそれ以前のバイクも数多く販売されています。
YAMAHA YZF-R25
引用元:YAMAHA
HONDA レブル250
引用元:HONDA
KAWASAKI VERSYS-X 250 TOURER
引用元:KAWASAKI
SUZUKI バーグマン200
引用元:SUZUKI
メーカーホームページにある排気量別ラインナップ数 | ||||
126~250cc | 251~400cc | 401cc~750cc | 751cc~ | |
HONDA | 11 | 4 | 13 | 20 |
YAMAHA | 8 | 3 | 3 | 8 |
SUZUKI | 20 | 6 | 8 | 13 |
KAWASAKI | 14 | 5 | 10 | 21 |
※生産終了車を含みます。(2019年4月現在)
⑦そこそこパワーがある
ちょっとした街乗りから本格的なツーリングまで、充分に楽しめるパワーです。
また、普通に高回転域までエンジンを回せます。
ただ、 高速道路を中心に走る人にはちょっと物足りないかもしれないですね。

⑧税金が安い
毎年支払う軽自動車税が安く、出費を抑えられます。
126~250cc ⇒ 3,600円
251cc~ ⇒ 6,000円
また、フェリーに乗船する時も、大型車に比べ安い料金で利用できるところが多いですね。
⑨16歳から乗れる
16歳になれば普通自動二輪免許が取得でき400ccまでのバイクに乗車できます。
バイクに慣れる意味でも最初は250ccからスタートするのがオススメですね。
ちなみに排気量制限が無い大型自動二輪車は、18歳から取得できます。

⑩大きな車体のバイクもある
最近では「えっ! これが250cc?」ってくらい車体が大きくなっており
知らない人が見れば250ccも1000ccも区別がつきません。
背が高い人や、体が大きな人でもバイクを小さく感じさせない250ccバイクもありますよ。
ちょっと残念? 不満なところ!
いくら魅力がたくさんあると言っても、そこはやっぱり250cc!
ちょっと不満を感じるところもありますね。

高速走行時
あまり高速道路を利用することはないのですが
たまに利用して100km前後で走行していると
ハンドルへの振動があったり、パワー不足は正直感じます。
車に例えると高速道路を軽自動車と普通車で走る違いみたいなものです。
大型車の人に気を使う
マスツーリングの時など、大型車が多いグループに参加する時は気を使いますね。
昔はかなり気を使っていましたが、最近では250ccバイクも増えてきて
あまり気を使わなくなってきました(笑)
最後に…
250ccの魅力について私が思うことを書いてみましたが
上記を見てみると初心者にオススメできるバイクでもありますね。
経済的で扱いやすく、車種も豊富!
免許を取ったばかりの人は「運転に慣れる」「公道に慣れる」までは
最初は250ccが乗りやすいですよ!
250ccでいっぱい練習をして、大型バイクへステップアップしても
決して遅くはないと思います!